「うちの子、装置をちゃんとつけていられるかな」。子どもの矯正を考えはじめた保護者の方から、よく聞く心配です。床装置もマウスピースも取り外しができる装置なので、本人がつけていられるかどうかが、治療を大きく左右します。 この記事では、ひろたまさき歯科・矯正歯科が、始める前にどうやって確かめているかを紹介します。

「つけていられるか」は、多くの保護者の心配ごと

「うちの子、装置をちゃんとつけていられるかな」。そう心配される方は多いです。

— 院長 廣田 正毅

子どもの矯正で使う床装置やマウスピースは、取り外しができます。食事や歯みがきのときに外せるのは便利ですが、そのぶん、つけている時間が足りないと歯は思うように動きません。

だからこそ、始める前に「この子はつけていられるか」を確かめることが大切です。無理に始めても、本人がつらくなってしまっては続きません。

まずはマウスピースで「使えるか」を試してから

当院では、本格的な治療に入る前に、まずマウスピースを作って、使えるかどうかを試してもらいます。

矯正を始めるタイミングは、本人がつけられるかどうかで決まるんです。使えると分かってから床装置の治療に進み、必要ならそこからインビザラインを追加します。

— 院長 廣田 正毅

使えると分かってから、本格的な治療に進みます。 試してみてまだ難しそうなら、始める時期をあらためて考えます。

つけはじめに感じやすいこと

取り外しができる装置は、つけはじめに違和感があったり、話しにくく感じたりすることがあります。お口の中に新しいものが入るので、最初は気になるのが自然です。

気になることや、痛みがあるときは、我慢せずに通院のときに相談してください。装置が合わなくなってきたときは、院内の歯科技工士とすぐにつくり直しを相談できます。

おうちでできること

装置をつけることを毎日の習慣にするために、おうちでできる工夫もあります。

  • つける時間を、帰宅後や寝る前など、毎日の流れの中で決めておく
  • 外した装置は、なくさないように専用のケースにしまう
  • 本人ががんばってつけていることを、言葉にして認める

治療を続けるのは子ども本人です。 本人が「なぜ装置をつけるのか」を分かっていると、続けやすくなることがあります。治療の目的を、お子さんにも分かる言葉で一緒に聞いてもらうのもおすすめです。

年齢だけで決めない

「何歳になったら始める」と年齢だけで決めるのではなく、本人の準備ができているかどうかも見て、始める時期を考えます。

当院は、子どもの矯正は「同じ効果なら、短いほうがいい」と考えています。始める時期をしっかり見極めて、装置をつけている期間を長くしすぎないようにしています。考え方は「治療と費用」で紹介しています。

一方で、受け口のように、早めに始めたほうがいい歯並びもあります。受け口だけは早めに始めることがあるので、気になる方は一度見せてください(「受け口(反対咬合)」)。

通院の負担も、できるだけ小さく

装置をつけている間の通院は、床装置のあいだは月1回ほどです。1回の調整は20分ほどで、多くはもっと短く済みます。学校帰りや習い事の前にも通いやすい時間です。

夕方は子どもの患者さんが多く、怖がる子や緊張している子への接し方にも慣れています。装置のことで気になることがあれば、通院のときに聞いてください。

気になることは、先に聞いておく

装置のこと、通院のこと、学校生活のこと。始める前に聞いておきたいことは、たくさんあると思います。よくある質問は「よくある質問」にまとめています。

ご夫婦で一緒に話を聞きたい方は、お家から見られる「無料オンライン保護者説明会」もあります。 申し込みのあと、すぐに見られます。

まとめ

  • 床装置もマウスピースも、本人がつけていられるかどうかが治療を左右します
  • 当院では、本格的な治療の前に、まずマウスピースで使えるかどうかを試してもらいます
  • 年齢だけで決めず、本人の準備ができているかも見て、始める時期を考えます

「うちの子にできるかな」と迷っている段階でも大丈夫です。お子さんの様子を見てほしい方は、個別相談・検査へどうぞ。